第1夜
"テレビ"の忘れもの
めざまし×とくダネ合体SP
〜作文〜
Q.「めざましテレビ」と「とくダネ!」の合体企画について
■大塚範一
大きいテーマなので、普段の放送よりも緊張しました。最初はお互い探り探りでしたがうまく融合し、最後は感動があって大成功でした。
■小倉智昭
4人が同じポジションでやるのは初めてなので難しいところもありましたが、テーマがよかったのでうまくいきました。
■高島 彩アナウンサー
『めざましテレビ』が持っているほわーんとした雰囲気と『とくダネ!』が持っているきりっとした雰囲気がうまく混じり合って、柔らかくて刺激的な番組になったと思います。楽しい融合です。
■中野美奈子アナウンサー
普段、混じり合わないふたつの番組が一緒になり、ぴりっとした雰囲気の中に、ほんわか、ほのぼのとした空気がありました。『めざましテレビ』と『とくダネ!』は出演者の世代が違い、いろんな目線で考えることができてよかったです。
Q.大人になった自分、豊かになった自分が失ったものは?
■大塚範一
相対的に「貧しい時代のよさ」みたいなものを忘れていると思います。貧しいがゆえにいろいろ考えたり、いろいろ工夫したし、あいつ、どうしているんだろうなという思いやりがあったと思います。
■小倉智昭
父親の威厳が今のお父さんにはないんじゃないかと思います。だから、父親への尊敬や、母親に思いを寄せることが段々少なくなっている気がします。そのあたりは見直せたらいいと思います。
■高島 彩アナウンサー
父が私が5歳の時に亡くなったのですが、その時、父からの手紙に返事をしなかったことを悔やんでいたのを忘れていました。そんな後悔をしないように生きていきたいと思います。それから、今の子供たちに"夜は大人の特別な時間"という感覚がなくなったと思います。私は、子供の頃は夜8時に寝ていましたから、土曜の夜、親が楽しんでいる『オレたちひょうきん族』の音だけが子供部屋に聞こえてきて、うらやましくて早く大人になりたいなと思っていました。
■中野美奈子アナウンサー
最近、「想像すること」をすごく忘れているのかなと思います。昔はこんな時間に帰ったら母親が怒っているだろうなと母親のいろいろな顔を想像していましたが、今は誰かと喧嘩しても後で電話すれば大丈夫かな、と相手の気持ちを考えることがなくなってきたように思います。便利になったからいいこともたくさんありますが、相手を思いやることや、見えない相手を考えることが大事なんだと改めて勉強になりました。
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