#253 平泉
2008年8月26日O.A
■北の王が守りし北の王の足跡〜平泉の守護者・伊達一族〜(平泉編)
奥州藤原氏により栄華を誇った黄金郷・平泉。12世紀当時の都市の遺構が非常に良い状態で残されているのは世界的にも異例なことだといわれています。そんな平泉の遺構の保存に勤めたのが政宗をはじめとする伊達家の藩主達でした。
そもそも伊達家のルーツも藤原氏。奥州に黄金郷を築いた先達への敬意は並々ならぬものだったとようです。ゆえに遺構を破壊することを禁じたり、金色堂の修復を行ったりしたのです。この保護活動により、中世以降は荒廃の一途を辿っていた平泉の遺構は守られたのです。そして現在も平泉の遺構は、町の人々により守られ続けています。
この地を訪れて、数多の人々が守り続けてきた黄金郷への想いを体感してみてはいかがですか。
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