#250 信州 長野
2008年8月5日O.A
■故郷の音色〜「夕焼小焼」の誕生〜(長野編)
日本を代表する童謡「夕焼小焼」。その郷愁を誘うメロディーを生み出した人物が草川真(くさかわしん)です。草川は長野市出身のヴァイオリニスト。
大正から昭和にかけて400曲にものぼる作品を生み出しました。そんな草川が力を注いだのが童謡のための作曲。「ゆりかごの歌」、「どこかで春が」などの作品を手がけてきました。その折には、少年時代を過ごした長野の風景を思い浮かべていたようです。そして「夕焼小焼」のメロディーを思案していた折には、善光寺や阿弥陀堂の鐘の音が耳の底にかすかに鳴っていた、と述べています。
この街を訪れてヴァイオリニストが愛した鐘の音に耳を傾けてみませんか。
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