#244 会津若松
2008年6月24日O.A

今を生きる伝統美〜会津漆器物語〜(会津若松編)

安土桃山時代に、名君・蒲生氏郷が治めて以来、数々の産業が栄えてきた城下町・会津若松。この街を代表する工芸品の一つが会津塗。破魔矢などを描いた会津絵、籾殻などで模様をつけた金虫食い塗りなどの様々な技法をこらした漆器は、全国の人々を魅了してきました。そんな会津漆器は、今も進化を続けています。
チタン粉末を材料に取り入れるなどの斬新な試みにも挑戦中。ゆえに1984年、米国でレーガン大統領が就任した際も会津塗りの高級万年筆がパーカー社を通して送られています。他にも大手家電メーカーのデジタルカメラやノートパソコンの外装などにも会津塗の技術は使われています。
この街を訪れて、今を生きる伝統美を愛でてみてはいかがですか。

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