#211 庄内・下越 新発田
2007年10月30日O.A

■長井清左衛門の見た夢〜新発田城物語〜

なまこ壁で囲まれた美しき景観で知られる名城・新発田城。三匹のシャチホコを配した櫓など独創性にあふれた城郭建築は高い評価を得ています。そんな新発田城の始まりに関わる伝説が新発田の地に残されています。
築城を命じられた長井清左衛門は、設計案がまとまらず苦心していました。そんなある日、日ごろ信仰している稲荷の使いの狐が夢に出現。そして地面に尾を引きずって筋をつけて歩いきたのです。これこそが長井の求めていた城の設計案。この図面に従って新発田城を築城したそうです。そんな奇縁もあり、新発田城は尾曳城と呼ばれるようになったのです。

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