#178 千葉県館山
2007年2月20日O.A
伝説のﾀﾞｲﾊﾞｰが愛した海 〜Jﾏｲﾖｰﾙと南房総の地〜
映画｢ｸﾞﾗﾝﾌﾞﾙｰ｣のﾓﾃﾞﾙとして知られる伝説のﾀﾞｲﾊﾞｰ､J･ﾏｲﾖｰﾙ｡上海で生まれ､夏休みに訪れた九州でﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞに開眼したと知られているﾏｲﾖｰﾙは､晩年の10年間においては､毎年のように来日していたとのこと｡館山の鏡ヶ浦や坂田の海で度々ﾀﾞｲﾌﾞを重ね､ｻﾝｺﾞの群生やｸﾏﾉﾐの群れで彩られた世界を楽しんでいたのです｡
海を愛し､地球を愛したそのﾏｲﾖｰﾙが危惧していたこと｡それは自然破壊｡ﾏｲﾖｰﾙは｢もし人間の思考と精神に､兄弟であるｲﾙｶのｲﾝｽﾋﾟﾚｰｼｮﾝが少しでもあったなら､傷ついてしまった我々共通の惑星地球は､かつてそうであったように､ﾊﾟﾗﾀﾞｲｽに戻ることができるであろう…｣と人類にﾒｯｾｰｼﾞを残しました｡
地球が破壊されていく姿に心を痛めていたﾏｲﾖｰﾙ｡そんな彼の心を癒し続けたのが､館山の海と人だったのかもしれません｡
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