#150 宮城県 松島
2006年7月25日放送

  • おお月が…〜アインシュタインと松島〜

  • 相対性理論を提唱者として、世界史に名を残す物理学者アインシュタイン博士。博士は1922年(大正11年)に訪日し、全国各地で講演を行いました。
    その際、訪れた景勝地が日本三景の一つである松島でした。黄昏時、海には松島と五大堂、空には月が浮かぶ様は、一幅の名画のような美しさだったそうです。
    その光景に感動した博士は「おお月が…おお月が…」と言ったまま、絶句したとのこと。
    そして冷静さを取り戻した後に「どんな名工の絵でも精巧な写真でも、こういう自然の美は見られない。日本に来てから初めての景色だ!」と語ったそうです。
    そんな天才学者アインシュタインを感嘆させた松島の美景は、今も人々の心を魅了し続けています。

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    (C)フジテレビジョン