#149 信州 菅平高原
2006年7月18日放送
菅平高原とラガーマン〜スポーツマンが集う…避暑地〜
ラグビー、サッカー、テニス…。あらゆるスポーツのチームが集い、合宿を行う避暑地・菅平。
この地の魅力を広めたのは、楕円形のボールに夢を追う法政大学のラガーマンたちでした。
始まりは、昭和6年(1931年)の出来事。この年菅平の人々は、ある悩みを抱えていました。 その悩みとは、ホテルを建てたけれども冬期以外の利用者がいない事。
そこで長野県内で例年合宿を行っていた法政大ラグビー部の面々を招待。この地の魅力を実感してもらいました。
彼らは気温、湿度が低い練習環境の良さを絶賛。翌年には、早稲田大学ラグビー部、20年後には、関東・関西をはじめとする大学、そして、現在は1000を越えるチームが集まる地。スポーツマンの聖地として菅平の名は広まっていきました。
菅平ラグビー合宿の今日の地位の確立は、恵まれた自然環境はもとより、旅館経営者の営業努力の賜物なのです。
そんな地元の旅館経営者達の熱い想いが詰まった菅平のグラウンドは、これからも数々の青春ドラマも見続けていくことでしょう。
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(C)フジテレビジョン