#132 静岡県下田市
2006年3月21日放送
神の腕が生んだ国〜伊豆開闢伝説〜
数々の美景と名湯を擁する伊豆半島。この地の誕生を伝える物語が、伊豆最古の社・白浜神社に残されています。
はるか昔、富士の火の大神様は、大海を眺めていて、あることを思いつきます。
それは、この海の中に国を作り上げたなら、きっと明るく、豊かな国ができるだろうということでした。さっそく大神様は、岩や海の泥をかきあげ、焼き固めたのです。そして、海の中につき出て出来た、半島を「出ず」の国と名づけました。
そして、この国は火の大神さまの腕の余熱を随所に残し、数々の温泉が誕生したそうです。
今も神の腕(かいな)が生んだいで湯は、旅人を癒し続けています。
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