#130 静岡県熱海市
2006年3月7日放送

  • 将軍が愛した湯〜家康公と熱海〜

  • 日本屈指の温泉街・熱海。この地の名を広めるのに、大きく貢献した人物が、江戸幕府の開祖・徳川家康です。関ヶ原での勝利以降、激務に追われていた家康は休息を得るため、慶長9年(1604) 3月熱海の温泉を訪れました。
    この地の温泉に癒された家康は、海岸を散歩したり、伊豆山神社を参拝したりして、英気を養ったそうです。以降、徳川家の人々は熱海の湯を愛用。わざわざ江戸城まで、熱海の湯を運ばせて湯治したほどでした。
    このように将軍家愛用ということで、名が轟いた熱海。この地には、大名から庶民まで、こぞって足を運ぶようになりました。

    こうして熱海は、日本を代表する温泉地に成長したのです。

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