#119 秋田県美郷町
2005年12月13日放送

  • 運命の泉〜榎本武揚とニテコ清水〜

  • 今も70近い泉が残る清水の里・六郷。この地を訪れたことで人生が変わったと述べる人物がいます。
    その男の名は榎本武揚。函館・五稜郭で薩長軍と激闘を演じた人物です。
    敗北後、東京へ送られる途中に、この地で休んだ榎本。彼の心身を癒したのが、ニテコ清水の名水でした。
    以後、榎本の人生は一転。賊軍の将として余生を送ると思いきや、明治政府の要職を歴任し、民衆から「明治最良の官僚」とうたわれたほど、日本の近代化に貢献したのです。
    そんな人生を変えた、思い出の地・六郷を榎本は東北視察の折に再訪。しみじみと自身の数奇な運命を追想したそうです。

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    (C)フジテレビジョン