#103 福島県山都町
2005年8月16日放送
名君の贈り物〜山都そば〜
水だけで味わえるほど香り高いそばの産地である山都の里。
この里は標高400mを超える高冷地ということもあり、長きに渡り貧困に苦しんできました。
そんな山都の里に、高冷地に適した作物・そばを伝えたのが会津藩始祖・保科正之でした。保科正之の生まれ育った土地は、そばの名産地で有名な、信州・高遠。保科は山都の里の気候が信州・高遠に似ていることから、そばの栽培を強く進めました。
すると、この栽培は見事に成功し、保科正之の行動は山都の里を豊かにしました。山都の住民にとって、そばは今でもかけがえのない大切な存在となっています。
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