#64 長野県戸隠村
2004年10月26日放送
戸隠神社
戸隠神社は霊山・戸隠山の麓に、奥社・中社・宝光社・九頭龍社・火之御子社の五社から成る、創建以来二千年余りに及ぶ歴史を刻む神社です。平安時代末は修験道の道場として都にまで知られた霊場でした。神仏混淆のころは戸隠山顕光寺と称し、当時は「戸隠十三谷三千坊」と呼ばれ、比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどに栄えました。江戸時代には徳川家康の手厚い保護を受け、一千石の朱印状を賜り、東比叡寛永寺の末寺となり、農業、水の神としての性格が強まってきました。山中は門前町として整備され、奥社参道に現在もその威厳を伝える杉並木も植えられ、広く信仰を集めました。
長野県上水内郡戸隠村大字戸隠中社3506
TEL:026-254-2001
アクセス
東京駅から長野新幹線あさまで長野駅へ。バスに乗り換え戸隠神社下車。
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