#52 山梨県 小淵沢
2004年7月27日放送
清里の父ポール・ラッシュ〜最善を尽くせ、しかも一流であれ〜
生涯、独身を貫き、日本のため、清里のため全精力を傾けたポール・ラッシュが困難に直面した時、彼を支えたのは、彼の信仰と周りの人々でした。
関東大震災支援で来日した彼は、太平洋戦争勃発直前、仲間が次々に帰国した後も、たった1人、残ったのでした。彼は真の復興は農村からと考え、寒冷地農村における酪農や、人と自然の共生を実践し、伝えるため。
彼をよく知る人々は、気さくで人なつこく、温かい人だったと懐かしく語ってくれます。平均的なアメリカ人より背が低かった事も、親しみを抱かせたのかも知れません。
Do your best,and it must be first class. (最善を尽くせ、しかも一流であれ)
ポールは、彼の信念でもあるこの言葉を胸に、教え子を導くため最善を尽くして清里を開拓し、人々に希望を与えました。
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