#39 秋田県 二ツ井町
2004年4月27日放送

  • かけがえのない一通の恋文(二ツ井町)〜恋心であふれる町〜

  • 明治14年、ここを訪れた明治天皇がその美しさに感動し名称が決まっていなかったこの地に「きみまち阪」という名前をつけられました。この地を訪れた明治天皇を真っ先に出迎えたのは、夏の長旅を気遣う皇后からの手紙だった。皇后の気持ちは

    「大宮の内にありても暑き日を いかなる山か君はこゆらむ」

    という和歌にしたためられてあり、これは皇后の旅の途中で逢えない天皇へ寄せた純粋でまっすぐな「恋文」だった。きみまち阪公園正面にある「恋文ポスト」、このポストから手紙を出すと恋の願いがかなうと言われ、きちんと郵便局員が回収している。

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