#255 盛岡
2008年9月9日O.A
■パリのカフェを飾る鉄の芸術(盛岡編)
金や硫黄など数々の鉱物資源に恵まれた岩手の地。そんな岩手の大地の恵みを生かした伝統工芸品といえば南部鉄器でしょう。
江戸時代以降、盛岡では茶道が人気であったゆえに南部鉄器による茶釜の製造が盛んになったのです。そんな南部鉄器の魅力を今一番理解しているのはフランスの人々かもしれません。事実、パリのカフェでは保温性に優れ、フォルムにも味がある南部鉄器のティーポットを愛用する風潮が10年以上続いているのです。その結果、南部鉄器の販売量は国内より海外のほうが多いのだとか。
盛岡の街を訪れて、パリジャンが愛する鉄の芸術を愛でてみてはいかがですか。
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