菊田早苗 VS. 瀧本誠 PRIDE男祭りで究極の寝業師対決!
文・李春成

アブダビコンバット日本人初チャンピオンの菊田早苗が、柔道ゴールドメダリストの瀧本誠と究極の寝業師対決!
「PRIDE男祭り2005」
12月31日(土)午後6時〜11時45分 全国放送

「本当は出るプランはなかったんですよ。ただ、瀧本選手にはすごく興味があったんです。一般のファンにはわかりにくいカードかもしれませんが、自分の中では深い意義を見つけてるんです。まぁ、使命感みたいなものですね」
菊田早苗の様子は、いつもとまったく変わらなかった。少し甲高い声で、大晦日の瀧本誠戦へ向けての抱負を飄々と語り始めた。
このカードが発表されたとき、正直、筆者は「またきたか」と思ったものだ。実力主義を前面に押し出すPRIDEのマッチメイクは、じつに厳しい。大晦日のラインナップを見れば、一目瞭然だろう。小川直也と吉田秀彦、近藤有己と中村和裕、あるいはヴァンダレイ・シウバとヒカルド・アローナ……。いずれのカードにおいても、敗者が負う傷はひどく深いものになる。
瀧本はちょうど1年前の「男祭り」でプロデビューを飾ったが、試合後に吐いた言葉がいまだ記憶に新しい。「総合をナメてました。すみませんでした」。この戦闘竜戦は判定で勝ったものの、不甲斐ない内容に頭を垂れるのみだった。続く半年後の田村潔司戦もフルラウンドの闘いとなり、判定で敗れた。さらに今年10月のユン・ドンシク(尹東植)戦も、またもや判定である。

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