M:どんな工夫をしているのですか｡
Y:ﾌﾞﾛｯｸｱｳﾄを狙わないといけない場面でｼｬｯﾄｱｳﾄを食らうときがある｡そこはﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞを拾って､もう一回､立て直すことをしないといけない｡試合を通して学びましたし､あとは攻めの強弱ですか｡思い切りﾌﾞﾛｯｸにあてて出すだけではなく､時には軽く当てればいいこともある｡いろんな技術を混ぜながら打っていかないといけないと思います｡
M:考えるのは楽しいですか｡
Y:楽しいというか､ひとつの技術を習得するのにすごく時間がかかるので大変です｡ﾌﾞﾛｯｸを利用してｽﾊﾟｲｸを打つのはずっと､課題でした｡まだ克服できていません｡今､ｼﾝ(高橋みゆき)さんとかに聞きながら､真似しながらやっています｡できたときはうれしいですね｡
M:高橋さんは巧いですよね｡勉強になりますか｡
Y:はい､勉強になります｡毎日､見ながら､こういう感じかなとか､あっ､これだとか｡ﾌﾞﾛｯｸｱｳﾄの強弱がうまい｡軽く打って､ぽんと出す｡自分の場合は力任せにやるだけですから｡ｼﾝさんはﾘﾊﾞｳﾝﾄﾞをとったり､ﾐｽも少ないですし､わざと遅らせて打つときもある｡"ああ､そういうことなんだ"とわかってきました｡
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