◎インタビュアーの目
驚きました。
背筋がバッキーンと伸びました。なぜかというと、インタビューの最後、ひょんな雑談から、絵里香選手が、早稲田ラグビー部の先輩の荒木博和さんの娘さんだと判明したからです。尊敬する荒木先輩は大学で私の2つ上でした。一年生のときの三年生です。「天と地」ほどちがう、この最悪の学年差は永久不滅です。そんなこととは露知らず、し、し、しつれいしました。
「おとうさん、どんな選手でした?」。そんなこと聞かれても困ります。一言でいうと、マイケル・ジョーダンとタイガー・ウッズを足して、二で割ったような感じでしょうか。闘争心旺盛で、相手をなぎ倒していくタイプでした。そういえば、絵里香選手のスパイクの迫力と似ているところがあります。
絵里香選手は天真爛漫な性格のようです。まばゆいです。ホテルのカフェで話を聞いている最中、ふと足元をみると、サンダルを脱いでいました。ハダシです。帰り際、足のサイズを聞くと、一瞬はじらい、「××cm」と答えてくれました。
持ち前の明るさとパワーで、ど〜んとコートではじけてください。ファンを、そして尊敬するお父さんを喜ばせてください。
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