M:4年前の全日本とチームの雰囲気はどう違いますか。
S:前回は結構、総入れ替えだったんです。(出場権を逃した)シドニー・オリンピックが終わって、初めて全日本に入る子がいっぱいいました。一からのスタートだったと思います。それで、どういう風にチームを作っていこうか、世界はどうなんだ、と漠然としかわかっていなかった。でも、今回はまず、チームの土台がしっかりしているじゃないですか。柳本さんも監督を引き続いてされているし、選手もある程度、こういうものというのがある。竹下、高橋、杉山、大友が、しっかりしている。形というか、4年前みたいにぼんやりではなく、こういうバレーを目指してやればいいんだというのが明確にわかります。
M:なるほど。前回が手探り状態の一とすれば、今回は。
S:途中経過の五という感じがします。今回のチームの最終目標は北京五輪だと思うんですけど、その土台がしっかりしている。だから私はそれに乗っかっている感じです。
M:一番年上の役割ってなんですか。
S:柳本さんに言われたんです。キャプテンが竹下で、副キャプテンが高橋なので、ま、私はそういう明確な役柄はなんですけど、みんなを万遍なくというか、いろいろ気を遣ってくれって。"世話焼きのおばちゃん"といった感じですか(笑)。おばちゃんというか、おじちゃんなんですけどね。
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