インタビュー・文/吉井妙子
オランダ・ハーグで行われた世界ジュニアフィギュアスケート選手権2004においてショート・フリーともに優勝する、完全優勝をはたして金メダルを獲得した安藤美姫選手。3月下旬にドイツ・ドルトムントで行われるシニアの世界選手権にチャレンジする! 日本から世界へ、ジュニアからシニアへとステージをひろげる安藤美姫選手の素顔を、スポーツジャーナリストの吉井妙子がインタビューした。<2004年3月9日 都内ホテルにて>
【世界フィギュアスケート選手権2004 3月26日金曜・27日土曜 フジテレビ系全国ネットで放送!】
Y:世界ジュニア選手権の優勝、おめでとうございます。金メダルの笑顔より「やっとジュニアを卒業できた」という安堵感の表情の方が印象的でした。
A:やっぱり、世界のトップステージであるシニアで早く演技したいと思うじゃないですか。そのためにはジュニアで結果を出さなければいけませんから。やっとスタート地点に立てたという感じです。でも、今まで練習して来たことが、100%ではないけど、出せたことは嬉しかった。
Y:どこが不満なんですか?
A:プレッシャーがあったので、演技がぎこちなかったと思います。自分としては75点ぐらいかな。
Y:あとの25点は?
A:やはりプレッシャーがあって、心から表現できる余裕がなかったのと、あとは氷上のスピードがもうちょっと欲しかった。でも、あの時点で自分の精一杯の結果でした。
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