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キャストスタッフの一言
東海テレビ・プロデューサー
奥村正彦
この物語は一言で言えば結婚3年目にして、少女の時から描いてきた結婚願望そのままに幸せな結婚を果たしたヒロインが、夫の不貞にカッとなって衝動離婚してしまいます。そして、ひょんなことから、きっかけから勤めた先が結婚相談所。その結婚相談所で彼女が奮闘する、涙あり笑いありの奮闘劇です。見所は、結婚相談所には様々なユニークな相談者が来ます。そういう相談者が、どういう結婚観を持っているのか、どういう結婚を求めているのか、どういう相手を自分が必要としているのか。そういう事を求めてやってくる。それに対して新米相談員のヒロインがどう対処していくのか、それが一つの見所だと思います。もう一点の見所はこのドラマの大筋なんですが、事もあろうにその相談所に元夫がやってくる。つまり元妻が、元夫の再婚の世話をするという皮肉な状況に取り込まれる訳です。さらにもう一つの見所は、このヒロインのお姉ちゃんの存在です。この姉妹の関係がもう一つの大きな見所ではないかと思います。お姉ちゃんは妹とは何もかも対照的、劇中の台詞を借りれば、「男に媚を売りたくても、男の方が振り向いてくれないんだから、しょうがないじゃない」と、仕事一筋でスポーツ新聞の記者。将来は、直木賞を目指し、奮闘している最中の作家でもあります。そういうお姉ちゃんはヒロインに対する最大の批判者でもあり、またもっとも良き理解者でもある。この姉妹の関係もまた、このドラマの大きな見所です。
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(C)フジテレビジョン