[戻る|0.TOP]
キャストスタッフの一言
▼野澤和之(監督)
この作品の力はソンハさんが40年前に撮ったフィルム、これに尽きると思います。ドキュメンタリーはこれがあったから出来た、というのが実際のところです。16mmで撮った質感は何とも言えない懐かしさがあり、これだけ見ても、僕らを喚起させるものがあるということで製作の強い動機になりました。取材を進めていくうちに、母さん、オモニがいたり、息子、死んだ父さん,この三人がずっとぐるぐる回っているような人生模様を僕も感じて、月並みですが、家族はいいなって思いました。僕は仕事柄、家にいることが少なくて、ホームレスディレクターと言われているんですけども、やっぱり家族は一緒にいるのがいいんだなと思いまして、僕自身の人生に勇気が与えられたと思います。フジテレビ初のドキュメント映画として日本の映画館を回っていきたいと思っています。
[戻る|0.TOP]
(C)フジテレビジョン