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HARUKO
2004年ゴールデンウィークよりポレポレ東中野にてロードショー
初夏大阪第七藝術劇場 以降順次全国公開
「ザ・ノンフィクション」から生まれた映画「HARUKO」が完成しました!
2003年9月28日、ザ・ノンフィクションにて放送された「母よ!引き裂かれた在日家族」はある普通の在日朝鮮人の半生を描いたドキュメンタリー作品でしたが、高視聴率を記録しただけでなく、ギャラクシー賞も受賞。在日社会では大きな話題となり、11月には番組の上映会と金本春子さん(HARUKO)の講演会が開かれました。この「HARUKO」劇場公開版は、そういった放送後に寄せられた様々な反響と再放送を望む声に応える形で、「踊る大捜査線 THE MOVIE2」「解夏」等の大ヒット映画を手がけてきたフジテレビが、初めてドキュメンタリー映画の制作に挑んだ作品です。映画化にあたり、45分のテレビ版には入りきらなかったエピソードも組み込み81分へと大幅に拡大、ある在日家族の特殊な物語ではなく、どこの国でも存在する母と家族の普遍的な物語であるというメッセージを込めて「HARUKO」というタイトルをつけました。
またこの作品の中には、長男ソンハさん撮影のフィルムが使用されています。母の金本春子さんのヤミ商売、逮捕されて出所する姿、北朝鮮へ渡る妹とその時の母の姿等が、息子の優しく切ない視線を通して焼き付けられています。これらのフィルムは家族や、街で遊ぶ子供達の様子等を通して、40年以上前の日本で生きて来た人々の生活ぶりを克明に記録した大変貴重なものです。
本作品のナレーションは俳優・原田芳雄さんが担当、エンディングに流れるラップはニューズウィーク誌の表紙も飾った在日の大学生バンド「KP」が歌う「Day Dream feat.Chimin」。テレビから発信された、旧さと新しさが同居する新しいドキュメンタリー映画です。
▽キャストスタッフの一言
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(C)フジテレビジョン