*-*-ヤサイ、サイタ。-*-*

#39 フキ

白くて小さな花がたくさん…実はコレ、日本人には馴染みのふか〜い野菜の花…

そう、これは、フキの花なんです。
フキは数少ない日本原産の野菜なのよ。
「♪スジのとおったフ〜キ」って、お弁当の歌にも登場するくらい、馴染みのあるフキ。
私達が食べているのは茎じゃなくて葉っぱの一部。
<葉柄>と呼ばれる、この部分なんだって。知ってた?
そして、この花のツボミの部分、これが、春を告げる「ふきのとう」なんですね〜
食べられない葉っぱの部分も、昔はティッシュペーパーや台拭きの代わりにしていたとか。
そこから「フキ」という名前になったって説もあるのよ〜
わぁ〜、名作『北の国から』!
そうなんです! 実はこの作品の中に、フキが登場しているんです!
ほらぁ!フキの葉っぱを傘の代わりにしてるでしょ!
お〜っと!なんで突然、民謡になるのよ…
(〜「…雨が降っても唐傘などいらぬ 大きなフキの葉さらりとさしかけ」…)
あら、ここにもフキの葉っぱが!
確かに秋田フキは大きくて有名ね。でも、傘の代わりにするなんて、ホントなの?
川崎景介先生
「江戸時代の『和漢三才図会』では 東北で傘の代わりに使っていたという記録があります」
秋田フキの葉っぱは大きくなると、1メートル以上にも成長するんだって!
小さい子供なら布団の代わりに出来るかも…って、そりゃさすがに無理か…。

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