*-*-ヤサイ、サイタ。-*-*

#36 タマネギ

白いフワフワのねぎぼうず。
でもこれ、ネギの花じゃなくて、ネギはネギでも…タマネギの花。

私達が普段食べているのは、「葉鞘(ようしょう)」と呼ばれる葉っぱの部分。
成長して、どんどん重なっていくと…ま〜るいタマネギの出来上がりってワケ。知ってた?
料理をしている最中に、タマネギを切っていると…、泣いちゃうわよねぇ〜。
恋人と別れたわけじゃないのに、泣いちゃうわよねぇ…。
涙の原因は、目と鼻を刺激するアリシン。
だから、涙を防ぐ為には!
ハイ! ゴーグル装着! ティッシュペーパー、セット!
愛する旦那様には見せられない姿よねぇ…
オニオンミュージアムへようこそ。
今日の作品は、セザンヌの「玉ねぎのある静物画」。タマネギの色が何とも美しい…
そうなんです!
西洋では昔から、タマネギの醸し出す色合いが、美しいものとされていて、絵に描かれたり、染料になったり、重宝されていたんです。
タマネギの皮を使った染物は、今でも草木染の定番!
タマネギの皮を煮詰めて、色が出てきたら…あとは染めたい物を中に入れます。
ちょっとしたテクニックで、バリエーション豊かでオシャレな色にしあがるのよ〜。
そうそう、タマネギって精力のつく野菜でもあるのよね。
昔、エジプトでピラミッドを建てる時もみ〜んなで、タマネギを食べてたんだって。

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