*-*-ﾔｻｲ､ｻｲﾀ｡-*-*
#34 ｿﾊﾞ
小さくて､白い花びらが可愛いこの花｡
何の花かと言うと〜!
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ〜って…ん? なｰんか見覚えあるぞぉ?
もう分かったでしょ?
そうなんです!
実はこれ､ｿﾊﾞの花!
ｿﾊﾞというと､日本料理の代表的な存在…と思われがちだけど､実は世界中で食べられているんです!
ｲﾀﾘｱでは､そば粉を練り込んだﾊﾟｽﾀに変身!
ﾌﾗﾝｽでは､なんとｸﾚｰﾌﾟに!
そば粉100%で甘くないのが､ﾄﾚﾋﾞｱ〜ﾝ!
ｽﾛﾍﾞﾆｱではｿﾊﾞから作ったお菓子｡
生地の色が､ちゃんと｢ｿﾊﾞ色｣!
ｿﾊﾞといえば､忘れちゃいけないのが､ 落語の定番､｢ときｿﾊﾞ｣｡
ｿﾊﾞを食べ終えた男が､勘定の時に言いやした｡
｢あいにく細かいのしかなくてねぇ…ひい､ふう､みい､よぉ…｣と､お金を渡しながら男は時間を訪ねやす｡
…｢今､何時でぃ?｣
｢ここのつ…｣とｵﾔｼﾞさんが答えると､
｢とお･じゅいち･じゅうに…ごっつぁん!｣
まんまと代金をごまかすってえﾊﾅｼ!
でも､実は､この｢ときｿﾊﾞ｣｡元々､関西では｢ときうどん｣っていうﾀｲﾄﾙなの｡上方落語の｢刻うどん｣を東京で演じる時に｢ｿﾊﾞ｣に変えたんだって｡
ちなみに｢ｿﾊﾞ｣に変えたのは､三代目･柳家小さん師匠｡
昔から東京では､うどんよりｿﾊﾞの方が､馴染みがあったんだって｡
…｢今､何時でぃ?｣
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