*-*-ヤサイ、サイタ。-*-*

#19 ジャガイモ

白にうっすらと紫がかった微妙な色合いのこの花は…
そう! ジャガイモの花! みんな、わかった?
ジャガイモには、炭水化物だけじゃなくて、ビタミンCやB1など、栄養タップリ!
健康にいいのよぉ。

そんなジャガイモの二大品種と言えば、ゴロゴロした「男爵」と面長のすっきり、「メークイン」。
「男爵」を日本に持ち込んだのは、この川田龍吉(りゅうきち)男爵。
だから、その名前がつきました。そのまんま!
一方、「メークイン」は、イギリスで5月に行われるお祭りの女王様って意味。
メイ・クイーンってわけね。
ジャジャーン! フランスで救ったジャガイモのお話!
時は18世紀、マリー・アントワネットの時代。
フランスでは、まだジャガイモの味を人々は知りませんでした。
ジャガイモは早く育ち、収穫量も多い。飢饉の時の備えになるぞ!
…さて、どうやって広めようか?
そこで王様、畑に「王の好物、食べるべからず」という札を立てると、興味津々、庶民の間で大人気!
さらに「ジャガイモの花はオシャレ!」ってはやらせたんだって!…ホントなの?
(確かにジャガイモは、フランスのブルボン王朝後期に食物としてもてはやされ、その結果、花が女性用の服飾用の装飾として用いられたことが分かっています。)
へ〜っ!ジャガイモの花が、18世紀のフランスでオシャレの代名詞だったなんて。
マリー・アントワネットも飾ってたのかしら?

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