*-*-ヤサイ、サイタ。-*-*
#1 だいこん
白い小さな花が寄り集まって咲く、だいこんの花。近年は病気に強く、太さが均一で甘い「耐病総太り」が人気。
だいこんと言えば「大根役者」。一説によれば、「だいこんはいくら食べてもおなかを壊さない…」
つまり『当たらない』。
だから芝居が下手で人気の出ない役者をそう呼んだとか。いわれは様々あるけれど、「消化のいい」だいこんらしい話。
ちなみに、銀座の老舗割烹「中嶋」の三代目主人に聞くと、大根おろしは、縦にまっすぐ早くおろせば、「辛い」。 ゆっくりと回しながらおろすと、「甘い」のだそうです。
そんな大根おろし、栄養分がどんどん飛ぶので、「すったらすぐに食べるべし」が基本。
だいこんは、花が咲く前に収穫するものなので、花が私たちの目には中々触れません。正に幻の花なんですね。
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(C)フジテレビジョン