学問の秋スペシャル
日本の歴史

■独占スクープ!番組収録現場に潜入!!

初の試みだらけ!で美術セットも!道具も!全てが初&オリジナル!!
巨大鉄製年表チューブ出現!時空を表現する初の試み

草なぎ剛が歴史の時空を旅する状況を表現するために制作されたのが、直径3.6メートル、長さ27メートルに及ぶ巨大鉄製年表チューブ。一ヵ月以上の制作期間を経て完成しました!
巨大チューブには全時代の歴史年表が存在。それを一つ一つ確認しながら、つまり歴史を踏みしめながら草なぎは過去から現在に向かって歩むことになるのです。
各時代ごとに行なわれる撮影では、役者の動きも変われば、照明も変わる。当然のことながら年表を張る位置も少しずつずらす必要があり、シーンごとに張り替えが必要になります。迅速に張り替えながら収録を進めていくために、鉄製チューブに短冊状のマグネットシートの年表を張り付けることを考案。しかし、一つ一つを美しく並べて張るために半円状の移動型脚立を制作したり、時間短縮のために12人もの専用スタッフが必要だったり、そのスタッフ全員で前日に年表張り替えだけのリハーサルを行なったりと・・・年表チューブの撮影には斬新なアイデアと、それを準備し、実行するための膨大な時間と予算がかけられているのですね!
チューブもオリジナルなら、収録のために使用する道具、工具もオリジナルという、有形無形全てのものがゼロから生みだされ、スタジオを埋め尽くしたのでした。
このタイムトンネルのような年表チューブという発想は一体どこから出てきたのか。
「『日本の歴史』は二年前くらいから温めてきた企画です。何十回も会議を繰り返す中で、ある日、歴史を『チューブで表現したい』と演出の井上から声が上がり、その瞬間からスタッフ皆が思い思いに自分が考えるチューブ像について語り始めたのです」と制作プロデューサーの小島美佳は語っています。
「みんな楽しそうでした。それぞれの頭の中に既に歴史チューブがあったからです。その連綿と続く歴史の先端に今の自分がいると感じられた。だから草なぎさんにも、実際に歩いて歴史を感じてほしかったんです。歴史年表チューブはCGじゃダメ。アナログである必要があったわけです」
2000年の歴史の時間の流れ、その重みを体感しながら草なぎ剛に歴史を学んでもらいたいという思いがこもっているのです。
草なぎ自身「一生懸命時間を踏みしめる。これは大変疲れることでした」と語っていることから、草なぎがこのチューブにより体と頭と心の全てで2000年を吸収してくれたことが分かりますね。

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