女の一代記
杉村春子
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◆「女の一代記」シリーズ 写真展訪問
▼米倉涼子・好評開催中の写真展からのメッセージ
Q.ご自身で自信作と云われてますが、どのあたりに一番感じられますか?
A.このドラマは、幼少時代、長広さん時代、森本さん時代、石山さん時代の4つくらいの年代に分かれていて、もちろん幼少時代はやりたくてもできなかったのですが(笑)、残りの3つ、一つ一つに本当に魂を込めて演じられた気がします。
仕上がりは見ていないのですが、シーン毎の撮影でカットのたびに「どうだった?」とスタッフに聞くような、自然と気合いが入っていく感じがしました。どのシーンが良かったというわけではないのに、本当に手応えがあり、(収録は)大変だったのに、終わったらスッキリしました。本当に、一つ一つ、後悔をしませんでした。
Q.役作りで苦労したことはありましたか?
A.映像もあまり残っていないですが、映画・芝居、また本を拝見させていただきました。しかし、私の中で、杉村春子さん像がなかなか浮かばなかったんです。一人の女性が正直に恋愛をして、正直に芝居をして…。クランクイン前日、京都の現場に入ってスタッフの一致団結、一つのものを作りにゆく姿勢をみて、やれるかもと思いました。それまでは、不安が一杯で…。知名度も技術的にもいろいろな面で大きな方なので、プレッシャーというか本当にどうやって彼女を演じきることができるのだろうって思っていました。
現場がスタートしても、皆さん遠慮がないんです、いい意味で。京都と東京のスタッフが、半分半分でプライドと意地で、妥協がなく、切磋琢磨していて。私も東京からきて「ああ、やっぱり」と云われないように頑張らないと、と思ったりもしました。緊張感が持てて、そこが本当に良かったと思います。仕上がりを見ていませんが、いいものができたと確信しています。
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