女の一代記
越路吹雪
プロフィール

◆岩谷時子
┗松下由樹

旧京城市生まれ。作詞、訳詞家兼、越路吹雪のマネージャー。
神戸女学院英文科卒。1939年(昭和14年)、宝塚編集部を経て、1951年(昭和26年)から12年間、東宝文芸部へ。宝塚、東宝の在籍中に会社員でありながらも越路のマネージャーとして兼任の命を受ける。急遽、『愛の讃歌』の訳詞をすることになり、それがきっかけで本場パリからシャンソンを日本に持ち込み、岩谷が日本語の歌詞を付け、越路が歌うというパターンが定着した。
1963年(昭和38年)退社。越路が亡くなるまで約40年間最も長く側にいた。マネージャーは30年間務めた。しかし、マネージャーとしてのギャラは一銭ももらってはいなかった。

<作詞代表曲>
ザ・ピーナッツ『恋のバカンス』、加山雄三『君といつまでも』『お嫁においで』、島倉千代子『ほんきかしら』、フランク永井『おまえに』、佐良直美『いいじゃないの幸せならば』、ピンキーとキラーズ『恋の季節』、郷ひろみ『男の子女の子』、TV主題歌『サインはV』他多数。ミュージカルの訳詞には、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』『王様と私』他多数。93年勲四等瑞宝章受勲、芸術祭文部大臣奨励賞、日本レコード大賞作詞賞、日本作詞大賞優秀賞など数々の賞を受賞。

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