大奥瓦版

原田龍二さんコメント <薩摩藩士・東郷克顕 役>
 昨年の「大奥」以来、久しぶりに林監督に会えて、林組のチームワークの良い雰囲気に再集結して一緒に仕事ができるのは凄く嬉しいです。僕は林監督がとても好きなので。
 それに、京都は時代劇の"聖地"だと思ってますし、特に「大奥」は絢爛豪華な、東映ならではの美意識で成立している作品だと思いますので、その中でまた仕事が出来るのは嬉しいです。
 今回は、昨年連続ドラマのときに自分がやったところの、さらに前を撮らなきゃいけないというのが、僕にとって今回のテーマですね。単に芝居が若々しいというだけでなく、もっと大変なことがいろいろ待ち受けているんだろうな、と。
 でも、「大奥」をやるにあたっての大きなテーマは、やっぱり薩摩弁(笑)。そこに意識がいくのは当然ですが、そっちだけに集中するのはいけないし、方言というのは難しいです。ニュアンスとか。何回やっても方言は難しいです。
 久しぶりに共演する菅野さんですか? プルプルしてます(笑)。もちろん彼女は若いですが、自分との関係を描くのに相応しいパートナーだと思います。前回と同じ林監督や、スタッフ、そして菅野さんなので、そこに既に受け皿があるから非常にやり易くて楽しいです。
(2004/3/24掲載)

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