大奥瓦版
保原プロデューサーのコメント
3月3日、 桃の節句。 思えば昨年のこの日、 まだ底冷えのする京都で 「大奥」 はクランクインしました。 のちに6月の放送で花開いた 「大奥」 という大輪の花が芽吹いた瞬間でした。
それから1年後。 今年3月4日。 待望の 「大奥スペシャル」 がクランクアップ。 昨年以上に大きな花を咲かせるべく、 力強く芽を出したところです。
視聴者の皆さんに愛されたこの 「大奥」 は私たちスタッフ・キャストにとっても特別な作品となりました。 全員が熱い思いをもって創り上げた作品でした。 そんなスタッフ・キャストが再結集。
篤子の秘められた指命。 瀧山の隠された生い立ち。 家定の抑圧された悲しみ。 実成院と家茂母子の過去。 そして名もない奥女中、 家来衆の壮絶な生き様…昨年のシリーズではそのスケールの大きさ故に語れなかったエピソードや初めて明かされる真実の数々。
今回はセットや衣裳も新たに映画なみのスケールでお届けします。
幕末という歴史の激動の中で、 翻弄されながらも慎ましくも逞しく生き、 そして儚く散った女たちの壮絶な魂のドラマがここにあるのです。
帰ってきた篤子、 瀧山、 家定らの活躍に乞うご期待!
(2004/3/10掲載)
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(C)フジテレビジョン