ドラマスペシャル
奇跡の動物園
〜旭山動物園物語〜
◇出演者コメント
┗山口智充
小さい頃は動物園の園長になるのが夢でした。ライオンの鳴き声をまねして実際にライオンが振り向いたり、リアルなサルの物まねするとほんとうにサルが興奮したり。動物園は、僕にとってすごくライブで楽しいところです。
ドラマで飼育係の仕事ができるということで、夢を実現できるんだな、とびっくりしました。動物園の裏側などにも入れたり、担当の飼育係の方々とお話させて頂いたり、本当に貴重な経験をさせて頂いています。
ドラマの中で、他では見たことがないくらい、僕がサイとゾウに近づくというシーンがあります。正直終わったときにほっとするぐらい緊張もしたのですが、サイとゾウの息遣いを間近に感じて、飼育係として動物と溶け合えたような感じがしました。あれはやっぱり忘れられないですね。
旭山の飼育係は、まずは'動物側の目線'、そしてその次に'見る側の目線'で物事を考えているんです。
旭山は普通の動物園やったら見逃してるんちゃうかというようなことを、「あ、ちょっと見てみよか」という気にさせるんです。動物の目線に立った工夫が、動物を生き生きとさせるんでしょうね。
動物に対してのやさしさ、っていうのは持つべきなんだな、っていうことを僕自身も勉強させて頂いた。それは、番組見られた方にも充分伝わると思います。
旭山では普通の動物の中にヒーローがいるんですよ!
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