海峡を渡る
バイオリン
千大善(昌鉉の母)
as 田中裕子

正直で純粋な子供思いの母。勉学に励みたい昌鉉のために命がけで米を調達したり悪い夫と結婚した娘のために旅館で死にもの狂いで働く。昌鉉とは朝鮮戦争で生き別れとなる。

ドラマに出演して…

Q.「海峡を渡るバイオリン」の台本を読んでみて、
A.韓国の田舎の風景は、昭和30年代の日本の風景に似ていると聞いたことがあり、見てみたいなあと思いました。杉田さんが選ぶ圧倒的な風景の中に置いてもらえたら楽しいかな、とも。ただ、韓国語が話せないので無理かな、とも思いました。

Q.母、大善さんを演じてご覧になって、息子、陳昌鉉さんを心から深く愛し、海峡を渡ってからも支え、信じ続けた母、大善さんはどのような人であったと思われましたか。
A.あの時代には立場と状況は違っても名もなく惜しみもなく生きた母がいっぱいいたのではないでしょうか。

Q.陳昌鉉氏がどんな困難も乗り越えられた原動力の第一が、母、大善さんへの愛、思いだったと思われますが、田中さんはそのような大いなる親子愛について演じてご覧になってどのような感想をもたれましたか。
A.私なんかには想像もできない強いものを感じますね。自分と比較しても何もなりませんが、私の場合は、友達、あるときは対等な人間関係、ケンカもあり、といった感じの親子関係で、その関係を有難く思っている次第です。 時代も違うとは思いますが、演じる上では……。後は想像しました。

Q.チョンドンファンさんと共演なさった感想を伺えますでしょうか。
A.気品のあるかたでした。

Q.チョンドンファンさん、韓国の子役の方々と共演など韓国語を使用しての演技はいかがでしたか。
A.まったく分らない言葉を通しての共演は確かに大変でしたが、子供らしいかわいい子供達と会えて良かった。
キム・ソク君もキム・チンホ君も私のセリフが間違ったり抜けたりすると、教えてくれたり……いっぱい助けてもらった。もっと話せたら楽しかったろうと思います。
もっと仲良しになれたのにね、きっと。

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