海峡を渡る
バイオリン

きっかけは、ある1通のメール。
視聴者の方から「こんなにすばらしい本があるのでぜひフジテレビで取り上げてほしい」というメッセージがホームページに届いた。

その本こそが、実在の人物である陳昌鉉さんの半生を描いた「海峡を渡るバイオリン」。
激動の時代に韓国から日本に渡り、バイオリン製作に全てをかけた一人の名もなき男 ―――― 独学でバイオリン製作を学び、全てを投げ打ち妻の献身的な愛に支えられながら、「東洋のストラディバリ」と賞賛されるバイオリン製作者となるまでのドキュメントをドラマ化しました。

テレビドラマの原点である「名もなき小さな人間が主役の、大きな感動を呼ぶ物語」を大胆で繊細に映像化するのは、企画・山田良明と演出・杉田成道の「北の国から」コンビ。一昨年惜しまれて終了しながらも、いまだに日本中を感動の嵐に包みこみ続ける作品を生んだ2人が再びタッグを組み、みなさんに熱く問いかけます。強くて美しく、そしてやさしいドラマにどうぞご期待ください。

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素朴な韓国の片田舎に育ったひとりの少年が日本へと旅立った。太平洋戦争、朝鮮戦争といった幾多の戦争による民族の分断という大きな歴史のうねりに翻弄され、最愛の母とも別れながらも夢を追い続けるのだった…

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