「絶叫でモチベーションアップ」
奥村幸大
アテネ五輪競泳メドレリレーで銅メダルを獲得した奥村幸大さん。アンカーの大役を任された奥村さんの粘りもあって日本は見事、この種目で44年ぶりのメダルを獲得しました。そんな奥村さんが試合前に必ず行なうのが、「アーッ!」と叫ぶ儀式。これって何で叫んでいるんですか?「小さい頃からレース前に体を叩いたり、叫んだりして気合いを入れるように育てられたというか、それが今も続いてるんです。大きい試合になればなるほど(やってます)」この雄叫び、単なる儀式というわけではなく、これをやらないと結果もやはり出ないのだそうです。「高校3年生の時に、初めて日本記録を出したんですけど、その時は今以上に(叫んで声を)出してたんですけど、恥ずかしいなと思って叫ばなくなったんですよ。2年ぐらい。そしたら全くタイムが出なくて、だだすべりな状況になって。今回のオリンピックでダメだったら水泳も学校も辞めようと思ってたんです。それで何をすればタイムが出るかなと思い返した時に『叫ぼう』と。それが良い結果につながったんです」奥村さんは、こんな方法で一気にテンションを上げてメダルを獲得していたのです。
・奥村幸大プロフィール
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