「恩師・松木監督が解雇」
松木安太郎&武田修宏
Jリーグ開幕当初、ヴェルディの黄金時代を、監督、選手として共に支えた松木安太郎さんと武田修宏さん。武田さんにとって、恩師・松木監督はどんな方だったのでしょうか?「松木さんとはJリーグ初年度、一緒に優勝を味わいましたし、僕が引退する時も最後の監督は松木さんだったんです。僕が引退する前の年に(当時所属していた)チームの監督と上手くいかなくて、1人でブラジルに留学していた時に、松木さんがブラジルのサンパウロから1時間くらいのところだったんですけど、そこまで会いに来てくれて『来年、君が必要だ!もう1回強いヴェルディを立て直そう』と言ってくれたんです。その気持ちはやはり嬉しかったですね。だから最後の年は『松木さんのタメに頑張ろう!もう1回、強いヴェルディを建て直そう』そう思って頑張ったんですけど・・・あまりチームの成績がよくなかったので途中でクビになってしまったんですよ、松木さんが。でも、最後は松木さんのお陰でヴェルディで引退することができたんで、本当に感謝してますね」と話す武田さん。武田さんをチームに呼び戻すためにブラジルまで行ったなんてスゴイ行動力ですね、松木さん?「そんなこともあったなぁ・・・。でも、帰ってきてから(武田さんは)全然点を取らないんですよ。『こりゃ、絶対に決めるだろ』ってとこで外すんですよねぇ」武田さんがもう少し点を取っていたら、もう少し監督でいられたのに・・・という雰囲気で松木さんはお話していらっしゃいました。
・松木安太郎プロフィール
・武田修宏プロフィール
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