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「野茂投手との名勝負」
パンチ佐藤
パンチ佐藤さんには、日本が誇るあの大投手との“名勝負”について語って頂きました。「パンチ佐藤といえばこの人の顔が浮かぶんじゃないかと思うんです。日米通算200勝をあげようかという野茂英雄投手との名勝負なんです。近鉄-オリックス戦、グリーンスタジアムで行なわれた試合のことなんですが・・・」話がとても長いのでまとめますと、近鉄時代の野茂投手に、オリックス打線は17奪三振を喫してしまったことがあるそうです。「試合終ってから監督、コーチが『どうになかならないのか!』ということになったんです。そしたら、あるスコアラーが・・・」話が長いので短縮しますと、野茂投手の配球はほとんどがストレートとフォークという組み立て。しかも、フォークボールの場合、ほとんどがボールになる。そういう分析が上がってきたのだそうです。「真っ直ぐ、カーブ、投げる時にピッチャーにはクセがあって・・・」またまた話をまとめますと、野茂投手の握りが1塁コーチから見えるため、どの球種を投げるのか1塁コーチにはわかっていたのだそうです。フォークボールの時には1塁コーチがバッターの名前を叫んでバッターに「フォークだぞ」ということを教えていたのだそうです。この時のスコアラーの報告以降、オリックスがめちゃくちゃにやられることはなくなったのだそうです。
・パンチ佐藤プロフィール