「ケガの功名・金メダル」
古賀稔彦
92年バルセロナ五輪金メダリスト・古賀稔彦さん。この五輪大会の本番10日前、思わぬアクシデントが古賀さんを襲いました。後輩の吉田秀彦選手との練習中、左ひざ靭帯を損傷。一般の人なら1ヶ月は動けないような重症。出場すら危ぶまれた状態でした。しかし、古賀さんはそんなケガを抱えながら不屈の闘志で出場。試合では一度も足を引きずる姿を見せず、金メダルを獲得したのです。「現地に入って翌日が柔道の練習日だったんです。吉田に『練習やろう』と声をかけたんです。あそこ(ケガをした練習場)は、絨毯みたいな会場で、技をかけた時に足が滑ってケガしたんです。(相手の吉田選手の方が)落ち込んでましたね。ですけど、ケガした後に彼に伝えたのが『オレは優勝するから大丈夫だよ』って伝えたんです。カッコ良さを見せるためじゃないですよ。本心で言えたんです。それだけの思いがあったんですね。ケガしても、足が1本どうなってもいいってぐらいの気持ちでしたから」ジャンクでは面白さばかりが目立つ古賀さんも、こんな男らしい一面があるのです。

古賀稔彦プロフィール

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