「スタート研究会でモノマネ特訓」
山本貴司
昨年のアテネ五輪、水泳・バタフライとメドレーリレーで、2つのメダルを獲得した山本貴司選手。現在は、母校・近畿大学のコーチを中心に活躍していらっしゃいます。そんな山本選手、中学時代にある特訓で大失敗を経験したそうなのですが、それは一体どんな特訓だったのでしょうか?「中学くらいの時だったんですけど、僕、スタート苦手だったんですね。で、友達たちと一緒にトップ選手のスタートをモノマネしようということになったんです。それで、スタート研究会というものを作って、練習終わってから上手い選手のスタートばっかりモノマネしてたんです。最初は真剣にやってたんですけど、段々と『オレが一番似てるやろ』ってなってきて…。(そのせいで)スタート下手になりましたね。変なクセがついてしまって、今まで自分がやってたスタートを忘れてしまいまして。試合の時でもマネして人のクセが出てしまって…」と、このスタート研究会は失敗だったとのこと。ちなみに、大学生になるまで自分のスタートを取り戻すことが出来なかったのだそうです。
・山本貴司プロフィール
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