「集中力で13大会連続出場」
山本博
アテネ五輪アーチェリー銀メダリスト・山本博選手。5月には世界選手権の最終選考会に出場。全12名の選手から1人ずつ減らしていき、最終的に4名に絞り込むサバイバルゲーム。この試合は5時間を越える戦いになりました。42歳の山本選手は腕をつるなど、肉体的に限界に達しながらも集中力を維持し、史上初となる13大会連続世界選手権出場を果たしました。「(腕をつった時は)焦っちゃいけないんですね。揉む。揉んでダメならストレッチだ・・・って。『何したらいい?』ってドンドン集中していくんです。ここで集中できないと回復が遅くなりますから。(そうやって集中力を高めれば)治るもんですよ。『治らなきゃ』って集中していくと、僕の考えでは体は応えてくれるもんですよ。後は、アテネの時から家内に言われて、試合の時は新品のパンツをはくようにしたんです。その時(世界選手権の選考会)も、はいてましたから。『新品をはいてるから、これはいける』と思ってましたね」ちなみに24年をかけて達成した13大会連続出場という大記録、ギネスブックに申請中なんですよね?「申請の準備を関係スタッフがしてくれてるんです。だから彼らのためにもギネス飲んでね・・・」山本先生、オチ付きでお話頂きましてありがとうございます。
山本博プロフィール

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