「フジサンで相手を威嚇」
牛越峰統
国内だけでも100万人を超えるというサーフィン人口。その中でも牛越峰統プロはトップクラスの選手。17歳でプロコンテストに合格、03年にはJAPANツアーグランドチャンピオンに輝きました。そんな牛越選手が最も集中力を高める時とは一体どんな時なのでしょうか?「(サーフィンは)1つの波に1人しか乗れないんですよ。波に乗れないと勝てませんから。4人で勝負するんですけど、自分の前に来た波は乗れるんですけど、その時に横からチャチャを入れてくるんですよ。そこで戦いがあって、パワーボード引張ったりとか、パンチ入れちゃったりとか。(そういう行為は)基本的にナシなんですけど、海の中にはジャッジがいないんで。(牛越プロがやってしまった時は)僕、ベテランなんで(後輩に)『黙っとけよ』と。(外人相手には)『オレは忍者だぞ』とか日本語で暴言することで相手が緊張してくるんです。『サムライ』とか『フジサン』とか言うんです」日本で最も高い山を叫ぶと外人選手には有効なのだとか。波乗り以前にそんな駆け引きがある“サーフィン"とは奥深い競技なのです。
牛越峰統プロフィール

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