「女性アスリートには気配り」
柳本晶一
昨年、2大会ぶりのオリンピックへと導き、女子バレーボールを復活させた名将・柳本晶一監督。五輪最終予選では、チームのエース・大山加奈選手を厳しく指導。予選が始まってもあえて大山選手を控えに・・・。大山選手の出番はありませんでした。しかし3試合目、ついに出場の機会を得た大山選手は持ち前の豪快なスパイクを決めるなど大活躍。この大山選手の復活がアテネ出場への大きなカギとなりました。この大山選手の復活、柳本監督にとっては全てが計算されたものだったようです。「(大山選手を厳しく指導したように)選手を叱るタイミングというのは考えますね。女性は『嫉妬の世界』ですから。(女子選手は)監督を見てますからね。こっちもどれだけ見てあげるかなんです。例えば(選手が髪を切れば)『髪切った?』とか。こんなん、男の世界で言うたらアホですけどね。変化を見逃したらイカンのです。メール打っても男子選手にやったら『どこどこに集合』って、これだけなんです。(女子選手には)絵文字も使わなアカンのです。こういうことが大事なんです。そういう意味で苦労もあったんですけど、大山をどこで使うとか、そういう采配はやりますね」そんな監督を全日本の選手はどう見ているのか?コメントをもらってきました。まずは、サイドアタッカーとして活躍する高橋みゆき選手から。高橋選手から見た柳本監督とは?
高橋選手から


柳本晶一プロフィール

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