「電信柱に体当たり」
城彰二
「根性をつけるための特訓」と言ってもどんなことをすればいいのか、分からなくなってしまうもの。Jリーグ通算300試合出場を達成した城彰二選手も、昔はこんな間違った「根性練習」をしていたのだそうです。「小学生の頃の話なんですけど、オヤジから『お前は根性ないなぁ』って言われてたんです。それで『根性って何だろう?』って考えたんですよ。それで『何か鍛えなきゃダメなんだ!』と思って、家の前に電信柱が立ってたんですけど、『根性を鍛えるには、アレ(電信柱)にタックルじゃないかな』と思ったんです。それで毎日300回くらい肩をぶつけてたんです。半年くらいやってましたね。肩の皮は剥けるし、ヒリヒリして痛かったんですけど、ある時、オヤジがそれ(電信柱にぶつかっていく城選手)を見て『お前、何やってんだ?バカじゃないか?それは違うぞ!』って言われたんです」このお父様のお言葉でようやく間違いに気づいた城選手。小さい子はマネしちゃダメですよ。
城彰二プロフィール

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