「局アナから現役アスリートへ」
有馬隼人
有馬隼人選手はアメフトの名門・関西学院大学で年間最優秀選手にも輝くなど、チームの中心として活躍してきました。大学卒業後はアメフトを辞め、TBSのアナウンサーに・・・。しかし、わずか3年で退社。周囲がその決断に驚く中、有馬選手はアメフトの世界に復帰。現在は、社会人Xリーグで活躍しています。この大きな決断には、こんな思いがあったそうです。「アナウンサーとして、スポーツの取材に行ってカッコイイ選手とかいっぱい見るじゃないですか。それで、やりたいなっていう気持ちが湧いてきたんです。プロじゃなくてアマチュアの選手でも、好きなスポーツを40歳くらいになってもやり切る人が多かったんで、自分の好きなスポーツをやり切る価値はあるのかなと思いまして。(辞めると言った時の周りの反応は)『大丈夫か?』って。会社の上司からは『そんな急な話は(困る)』と。毎日、朝会社に行ったら(上司や重役に呼ばれるので)最上階に上がって砂利道を歩いて・・・。20階に会長とか社長室があるんですけど、エレベーター下りると砂利道になってるんです。会長とかが『辞めたいらしいな。この先、子供が出来たらどうやって食わしていくねん』って、お父さんみたいに心配してくれて。後悔はしてないですけど・・・(今後、後悔)するかもしれませんね」後悔しないよう、是非頑張って下さい。
・有馬隼人プロフィール
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