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「オレのそばから離れるな」
野村克也
現在、日本一のキャッチャーと言われるヤクルトスワローズの古田敦也捕手。野村克也監督は、ヤクルト時代、古田捕手にこんなノルマを課していたそうです。「僕が監督になった1年目に、彼はドラフト2位で入ってきたんだけど、素晴らしかったね。受ける、投げるは即戦力でしたから。彼には、『お前はキャッチングとスローイングはできあがってるから、あとは配球を覚えろ。試合が始まったら、ずっとオレのそばにいろ。オレがブツブツ言うのを聞いとれ』と言ったんです。彼は忠実に(野村監督のそばに)いましたよ。古田には、『なんであそこでストレートなんだ?根拠を言え、根拠を!無責任なサイン出すな!お前の指1本でおれが解雇になるんだ!』って言ったりしてました。その当時は、彼は直立不動で『ハイ』って聞いてましたよ。でも10年たったらエラくなっちゃってね。今ではこっちが『古田さん』って呼んでますよ。今では挨拶もしてもらえないんですから」と、大きく変貌してしまったとのこと。古田さんはこの放送を見てどう思われるのでしょうか・・・。
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