｢『世界の青木』はｽｺﾞｲ｣
戸張捷
ｺﾞﾙﾌ解説者として活躍している戸張捷さんからは、あの｢世界の青木｣伝説をお話して頂きました。｢日本の選手の場合(ｽｺﾞｲの)は、世界の青木(功)ですね。あの人の場合は長嶋(茂雄)さん的と言いますか･･･。(物事を)超越してしまうんです。放送席ってﾓﾆﾀｰが3つあって、例えば真ん中のﾓﾆﾀｰに映っているのがﾀｲｶﾞｰｳｯｽﾞとするでしょ。(左右のﾓﾆﾀｰはｳｯｽﾞ以外のﾎｰﾙのﾌﾟﾚｰを映していても)中継されているのは真ん中のﾓﾆﾀｰで、ｱﾅｳﾝｻｰが『青木さん、これから･･･』と(真ん中のﾓﾆﾀｰ画面のﾌﾟﾚｰについて)質問してるのに、青木は『外しちまったよ』って違うﾓﾆﾀｰを見てるんですよ｣さらに、こんな伝説も。｢(ﾒｼﾞｬｰ選手の)ｸﾞﾚｯｸﾞ･ﾉｰﾏﾝっているでしょ。彼は青木と仲がいいんです。ある時、ﾉｰﾏﾝが『ｲｻｵ、ﾊﾞﾝｶｰｼｮｯﾄが悪いからちょっと見てくれ』って英語で言ったんです。そしたら青木さんは『そしたら、ちょっとﾊﾞﾝｶｰで打ってみろ』と日本語で言うわけ。そしたらﾉｰﾏﾝが『OK』って英語で言うわけ。こいつら、一体どうやって会話してるんだろうと。僕の理解の外です｣･･･世界のﾄｯﾌﾟ選手には、我々には相通じ得ない何かがあるようです。
･戸張捷ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ
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