「廊下で睡眠」
闘牙
闘牙関は190cm、170kgの巨体を活かした強烈な突き落としと、切れ味鋭い引き技で活躍していらっしゃいます。その闘牙関のチャームポイントは“もみあげ”。この愛くるしい“もみあげ”と豪快な取り組みで人気を呼んでいる注目力士なんです。そんな闘牙関も、入門当時は大変な苦労をされていたようです。「自分が高砂部屋に入門した時、相撲がちょうどブームで、人気があったんで人数が多かったんです。若い衆はみんな大部屋で一緒に寝るんですよ。大部屋の真ん中にアコーディオンカーテンがあって、そこで仕切って上に兄弟子たちが寝て、自分たちは下に詰め込まれるんですけど(狭くて)寝るところがないんですよ。だから、通路とかトイレの入り口に近いところで寝なくてはいけないんですよ。そんなところで寝てるから、みんなに踏まれたりしましたね。当時、若い衆は40人くらいいたんですけど、上は(兄弟子の方は)10人くらいでゆっくり寝てるんです」と、話す闘牙関。慣れてくると、荷物を置く場所に寝る力士も出てくるぐらい寝場所がなかったのだそうです。
・闘牙プロフィール
0.もどる
(C)フジテレビジョン